綺羅里 きらり
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DESIGNER'S BLOGデザイナーズブログ

2023.08.04 NEWSBLOGEVENT

住宅の断熱事情

今回は、住宅の断熱のお話です。

年々、暑さを増しているかのように感じる昨今、家の中で快適に過ごせるかとういう観点から、断熱に対して非常に高い関心を持たれている方も、少なくないかと思います。

住宅を建てる際に断熱の性能を表す、「断熱等性能等級」というものがあります。

6年前(2017年)に私が家を建てたとき、自慢ではないですが、最高等級の4を取得しました。

ですが、それはもう過去の話。

去年の4月に最高等級は5になり、同年の10月には戸建住宅にのみ6・7が新設されました。さらには2025年4月には過去の最高等級の4が最低基準となり、3以下の住宅は新築では建てられなくなります。

ちなみにお隣の中国や韓国では等級6が一般的な住宅の性能です。

寒さの厳しいヨーロッパともなると等級6は昔の住宅で、現在では日本の最高等級7相当が最低基準でこれ以上の性能が義務化されています。

技術大国の日本が、まさかの先進国の中でみるとレベルが低い結果となっています。

ですので、新築住宅に求められる性能がどんどん上がっています。

性能が上がれば、暑さ・寒さ対策はもちろん、電気代を抑えることも出来ますし、住宅の中での温度差によるヒートショック対策にもなります。

これから住宅を新築される方々は新基準で高断熱になりますが、既存の住宅では、今から外壁の中の断熱材を変えたりするのは、かなりの工期や費用もかかります。

では、どのように既存住宅の断熱性能を上げるのか…

それは、「窓」です。

住宅の中で、熱の出入りが一番大きいのが窓なのです。

その対策として、LIXILやYKKの商品で、既存の窓の内側に取り付ける商品があります。

素材は樹脂製で、アルミサッシに比べて熱伝導率が1/1000程度で、取付も一か所あたり約60分で簡単に施工が出来ます。

なぜ外構業者が、住宅の断熱の話をしたかと言うと、エスターでは、内窓の取付工事が出来るからです。

外構リフォームのご相談はもちろん、一緒に窓のリフォームもいかがでしょうか?

窓の性能を上げて、暑い夏、寒い冬を乗り越えましょう!

 

 

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