今回は、住宅の断熱のお話です。
年々、暑さを増しているかのように感じる昨今、家の中で快適に過ごせるかとういう観点から、断熱に対して非常に高い関心を持たれている方も、少なくないかと思います。
住宅を建てる際に断熱の性能を表す、「断熱等性能等級」というものがあります。
6年前(2017年)に私が家を建てたとき、自慢ではないですが、最高等級の4を取得しました。
ですが、それはもう過去の話。
去年の4月に最高等級は5になり、同年の10月には戸建住宅にのみ6・7が新設されました。さらには2025年4月には過去の最高等級の4が最低基準となり、3以下の住宅は新築では建てられなくなります。
ちなみにお隣の中国や韓国では等級6が一般的な住宅の性能です。
寒さの厳しいヨーロッパともなると等級6は昔の住宅で、現在では日本の最高等級7相当が最低基準でこれ以上の性能が義務化されています。
技術大国の日本が、まさかの先進国の中でみるとレベルが低い結果となっています。
ですので、新築住宅に求められる性能がどんどん上がっています。
性能が上がれば、暑さ・寒さ対策はもちろん、電気代を抑えることも出来ますし、住宅の中での温度差によるヒートショック対策にもなります。
これから住宅を新築される方々は新基準で高断熱になりますが、既存の住宅では、今から外壁の中の断熱材を変えたりするのは、かなりの工期や費用もかかります。
では、どのように既存住宅の断熱性能を上げるのか…
それは、「窓」です。
住宅の中で、熱の出入りが一番大きいのが窓なのです。
その対策として、LIXILやYKKの商品で、既存の窓の内側に取り付ける商品があります。
素材は樹脂製で、アルミサッシに比べて熱伝導率が1/1000程度で、取付も一か所あたり約60分で簡単に施工が出来ます。
なぜ外構業者が、住宅の断熱の話をしたかと言うと、エスターでは、内窓の取付工事が出来るからです。
外構リフォームのご相談はもちろん、一緒に窓のリフォームもいかがでしょうか?
窓の性能を上げて、暑い夏、寒い冬を乗り越えましょう!
Designer ando